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成年後見人事例紹介その2

                                       
当事務所が扱った被後見人様の事例をご紹介します。

但し、プライバシー保護のため、一部内容を変えて掲載しております。


成年後見人 司法書士 大阪 社会福祉協議会の紹介により、成年後見人に就任した事例



被後見人(ご本人)様は89歳。自宅で一人暮らし。結婚歴はなく、子供・兄弟もいませんでした。


ご本人は毎週日曜日に教会へ通っていましたが、2回ほど顔を見せなかったため、教会員が家を訪ねたところ、ご本人は自宅で倒れており、飼い犬が寄り添っていたとのこと。


ご本人は病院に救急搬送されましたが、自宅に遠縁の親戚の連絡先電話番号があったため、教会員がそちらへ連絡。

入院手続等はその親戚に行ってもらうこととなりました。


ご本人はそのときすでに重度の認知症でした。

毎週会っていた教会員の方々は、本人はいつも同じ話をされるものの、特に様子がおかしいとは感じなかったということでした。


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成年後見人 一人暮らし 空き家 連棟 保全処分と後見申立て

社会福祉協議会の担当者から話を聞き、平木司法書士がご本人の遠縁の親戚とお会いしました。

その親戚は、ご本人とは母が違う兄妹の養子であるとのこと。ご本人から見ると従妹の関係(但し推定相続人ではない)にあたります。

親戚の方は、三重に住んでおられ、これ以上ご本人のために協力はできないとのこと。

ただ、本人の持つ銀行口座の預金には手を付けることができず、ご本人のために、すでに立て替えておられるお金もあるため、後見申立てに協力していただけることとなりました。

本人は一人暮らしでしたが、在宅での介護が難しいため、老人保健施設に入所しておられました。

ただ、本人のお金に手を付けられず、成年後見人の選任を待っていては、滞納により施設を強制退去させられます。

そのためまずは、後見申立てと同時に保全処分申立てを行い、後見人が選任されるまでの財産管理者の選任申立てを行いました。

一週間後、平木司法書士を財産管理者とする審判書が届き、老人保健施設の費用の支払いを行うことができました。


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成年後見人 居住用不動産 処分事例 本人の生活状況

ご本人は老人保健施設で過ごし、飼い犬もNPO法人に引き取ってもらうこととなりました。

NPO法人には、寄付という名目でしたが、本人の収支に問題が出ないよう、毎月8000円ほど振り込んでいました。

NPOからは、定期的に会報と、飼い犬の写真が送られてきました。

ご本人は、自分が施設にいるということは理解しているようで、当職が最初に訪問したころ、「私の人生はどうしてこんなに落ちていったのか」と聞かれ、なんともいえない気持ちになりました。

身体面も、調子のよい時もあれば、肺炎を起こすこともあり、ベッドで寝ていることが次第に多くなっていきました。


成年後見人 大阪 葬儀 居住用不動産の処分

ご本人の家は空き家となっていましたが、ある日不動産業者から連絡があり、隣の家を解体するので、切り離しの同意をしてほしいと言ってきました。


ご本人の家は連棟になっており、築年数は100年を超えていました。

もし切り離しの同意をしてしまうと、たちまち倒壊する危険があったため、裁判所にも相談し、別の不動産仲介業者に入ってもらったうえで、建物を解体せずに売却の交渉を進めてもらうことにしました。


仲介業者の話によると、ご本人の土地は狭く、建売の住宅は建たないとのこと。

そのため、隣地と一緒に購入してもらうか、パーキング用地として購入してもらうしかないといわれました。

3カ月経っても買主が現れないため、建物を先に解体することとなりました。

ただ、ご本人の預金が100万円を切っており、解体費用は50万円までしか出せないと不動産業者に伝え、その金額で了承してもらえました。


建物解体後、隣地を購入した人が、ご本人の土地も買いたいとの申し出があり、相場よりは低い金額でしたが、売却することができました。



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成年後見人 大阪 身寄りなし 事例 ご本人の死亡と葬儀

平木司法書士が後見人に就任してから2年と少しで、ご本人が亡くなられました。

亡くなられる少し前に、親戚の方とお話をしたところ、できれば本人が通っていた教会に埋葬してあげてほしいとのことだったため、教会に連絡を入れました。

教会の牧師さんは本人の病院にも訪ねてくださったそうで、亡くなられたとき、できれば教会で葬儀をあげさせてほしいと申し出られました。

ご本人とは死後事務契約がないため、葬儀費用は最低限しか出せないと教会にお伝えしました。

すると教会側は、できうる限りのことを教会で負担するので、それでもお願いしたいといわれたため、事前に複数の葬儀会社に費用等を問い合わせ、30万円で葬儀をお願いできる葬儀会社を見つけました。

ご本人が亡くなった後、そちらにお願いし、無事葬儀を教会で行うことができました。





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