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成年後見人事例紹介その1

                                       
当事務所が扱った被後見人様の事例をご紹介します。

但し、プライバシー保護のため、一部内容を変えて掲載しております。


成年後見人 司法書士 大阪  ご親族様からの依頼により、成年後見人に就任した事例


被後見人(ご本人)様の長男様からのご相談で、ご本人様は二男家族と同居。


二男家族がご本人様の財産を管理しているが、管理状況が信用できないため、平木司法書士に成年後見人になってもらいたいとの相談でした。


まずはご本人様と同居している二男家族様と連絡を取り合い、初回面談を行いました。


二男家族様としては、疑わしい財産管理などしていないが、疑いをかけられるのも腹立たしいので、後見開始申し立てには協力するとのこと。

二男様に申立人となっていただき、後見開始申立てを行い、平木司法書士が成年後見人に就任しました。



成年後見人 親族 財産管理 問題事例 生活費についての問題

ご本人様は二男家族様と同居しており、水道光熱費はご本人様の分も支払っておられます。

食費、日用品の買い物についても、一緒に買っているため、わざわざ分けるのは難しいとのこと。

そこで、二男家族様には3か月間、買い物のレシートを残してもらい、ご本人様のために買ったものや、ご本人様も使うものには、レシートに〇で囲ってもらい、提出してもらいました。成年後見人 在宅 同居 事例


そして、そのレシートの平均金額+αを生活費とし、臨時で購入する被服等については、追加でお支払いするという取り決めにしました。

もし、その金額では足らないということであれば、改めてレシートを提出してもらい、相談することとしました。


水道光熱費については、ご本人様が元気なころから、毎月15,000円をもらっていたとのことでしたので、二男家族様が支払っている1年間の水道光熱費を教えてもらい、妥当な金額と判断し、15,000円を渡すこととしました。


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親族 財産使い込み 成年後見人 ご本人様の生活状況

ご本人様は、妻とともに1階で同居。二男家族様は2階、3階に住んでいました。

ご本人様の妻も、同様に認知症を患っておられました。


ご本人様は認知症を患っておられたものの、会話はできましたし、何度か通ううちに、私のことも覚えてもらえました。


私が後見人に就任する前は、自分の子供たちが、自分の財産のことでけんかをしていたことがショックだったからか、かなりのお酒を飲んでいたようです。

しかし、私が後見人に就任し、財産管理をするようになったことにより、家に訪ねてくることもなくなったようでした。


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親族 財産管理 成年後見人 解決事例 ご本人様の妻の入院

当職が後見人に就任して1年後、ご本人の妻が家で転倒し、入院。大腿骨骨折となりました。

病院から当職宛に電話があり、入院が必要だが、現在ベッドの空きがないので、とりあえず個室に入院してもらうとのことでした。

その際、個室料について、病院から話はなく、後見人としては一応了承しました。

1カ月経ち、病院から、ご本人の妻の入院費の請求がFAXで届きました。

そこには、個室料金月額12,000円×30日を請求されていました。成年後見人 司法書士 大阪 事例


当職はまずは同居の親族様に連絡をとり、個室に入る際の同意書を書いたかを尋ねました。


親族様は書いたことはないとのことでしたので、現在病院から個室料を請求されている旨伝えたうえで、その病院に対し、個室料の支払いをするつもりはないこと。

このことを伝えた結果、病院の転院を迫られる可能性があることを伝え、親族様に了承してもらいました。


次に当職は病院に電話をかけ、病院の個室料を取る場合、その費用と個室入院日数を明らかにしたうえで、同意書をとる必要があるのではないか。

仮に今も個室しか空いておらず、同意書をとって入院を継続する必要があるのなら、それだけの金額を支払う余裕はないので、転院先を紹介してほしいと伝えたところ、個室料は免除され、ご本人の妻は多床室に移されました。

その後親族様のお話によれば、最初に個室に入院してもらうと電話をかけてきた看護師長から、「同居の家族からでも払ってほしいぐらいです」と嫌味を言われたとのことでした。


ご本人の妻が入院し、ご本人は部屋で一人で過ごすこととなりましたが、妻がどこに行ったのかと、私に尋ねてくることはありませんでした。


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私が訪ねていくと、ご自身の若いころの話を楽しそうにされたり、ご自身がほぼベッドで生活するきっかけとなった交通事故の話をよくされていました。


平木司法書士が後見人に関与したことで、親族間の争いもいったん収まり、ご本人様にとっても良い結果になったのではないかと考えている後見事務です。




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